―My lou〜尊い命―9

季夜とのデートは久し振りで何だか緊張した。

『千歳、どこか行きたいとこある?』

「ん〜そうだなぁ・・・遊園地・・・・・・っと言いたいところだけど、今日は街でもブラブラ買い物しながら歩こう?」

『・・・俺の事で遠慮してる?』

「・・・少しはね。」

『そんなこと気にしないでいいよ!!』

「でも、体まだ完全じゃないし、負担がかかるでしょ?何かあってからじゃ遅いんだから・・・ね?」

『・・・わかったよ。』

季夜はちょっと拗ねた様に言った。

「すねないでよ〜。」
『別に・・・。』

「また、次ぎに行こうね!!」


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