―My lou〜尊い命―23

後一週間・・・6、5、4、3、2・・・時はどんどん過ぎていった。

そして前日。

家族にも挨拶し終えた帰り、車を運転する季夜は言う。

『早かったな。』

「そうね。」

『千歳の花嫁姿を見るのがとても楽しみだ。きっと綺麗なんだろうな・・・。』

「何言ってんの〜。」

『俺、千歳と出会えて良かったよ。』

「ふふふ、それは私も同じよ。」

『俺は幸せだってつくづく思うよ。』

そう言った瞬間目の前に映ったのは小さな子供!!

「季夜危ない!!」

『・・・!!』


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