―My lou〜尊い命―24

次の瞬間、子供を避けるようにハンドルをきった季夜と私の乗った車は民家の壁に激突し、大破した。

私達の意識は無くなっていた。



・・・・・・・・・


7日が経ったらしい。

病院に運ばれた私は7日ぶりに目を覚ました。

「・・・ここは?」

『病院よ。』

っと母親が言う。

「季夜は!?」

『・・・千歳、落ち着いて聞いて。』

「何・・・?ねぇ季夜はどこなの!!」

私は母に狂ったように訪ねた。

『季夜君は・・・もう居ないわ。』

「え・・・?」

『季夜君は即死状態だったの。』

「嫌ぁ・・・いやぁぁぁあ!!」


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