―My lou〜尊い命―２
私は季夜のお母さんに呼ばれて病院の中庭についていった。
〔千歳ちゃん・・・。〕
季夜のお母さんが口を開いた。
「はい？何ですか話しって?」
〔あの子は・・・季夜は知ってると思うけどもうすぐ手術をひかえているわ。どういう事かわかるわね？〕
「・・・。」
〔次、あの子が手術を受けたら・・・あの子はもう乗り切る体力が無いの。〕
「季夜はもう生きられないんですか・・・？」
〔どうなるかは・・・まだわからないわ。〕
季夜は助からないのだろうか・・・あんなに回復を待ち遠しそうにしているのに・・・どうして・・・？
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