―My lou〜尊い命―14

学校の帰りに季夜とカフェに寄った。

『千歳ー、お〜い千歳?ちぃ〜ちゃん?』

「えっ!?何!?」

『ボーッとしてるけど、大丈夫?熱でもあるんじゃない?』

そう言って季夜は私の額を触る。

『熱は無いねぇ。』

「え・・・あ、うん。」

『何か考え事?』

「ん・・・ん〜ん。」

『話してみ?』

「何でもないよ。」

『嘘言わないの!ちゃんと話して。』

「・・・。」

『俺の事?』

「え?」

『もしかして、お荷物?』

「ちがっ・・・。」

『じゃあ何!』

「・・・。」

『もういい、何も聞かないよ。俺課題あるから帰るね。』


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