-抹殺屋-
願い-2
しかもB館と呼ばれる建物の構造は非常に複雑になっていて一回通っただけでは覚えられそうにない。私は少しぞっとした。
「ココだ。」
と拓紫が私に言った。そしてでかい扉の側に立っているSPと何やら話し始めた。
「A館1棟、捜査及び処理班久我拓紫と班員です。華都梨さんに許可をいただいています。」
「了解、入りなさい。」
扉が開かれた…。
「失礼します。」
「ん?ああ、拓紫やないか。久しぶりやな。」
「お久しぶりです。」
「ほんで今日はそのお嬢ちゃんの紹介でもしに来たんか?」
「そんなトコです。」
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