-抹殺屋-
回想-7

幻覚、幻聴に苦しみ出してから1ヶ月が経った。幻覚や幻聴は徐々に消えつつある。そんな中である事件が起こった。

八坂君と帰り道を歩いていた。その道は人通りが少なく家もあまり建っていない場所だった。二人でいた場所の少し離れた所で叫び声が聞こえた。

「こらぁ!!待ちやがれ!!…撃てぇー早希!!!!」

"ズダーン!!ダダダダ!!!!"

『いやぁ!!ひっ人が撃たれたわぁ…やだやだっ…』

「逃げよう華都梨!!」

私たちは走ってその場を離れようとしたが後ろからさっき銃弾を放った若い女と指示した男が追ってきてつかまった。


次へ
TOP