-抹殺屋-
回想-5
聡美とわかれてから私は一人で夜の道を歩いた。どうせ家に親はいない。私は毎夜男の人をつかまえて寂しさを紛らわしていた。親なんて私に愛をくれない。そこいらにいる他人の方が一瞬でも私に愛をくれる…そう思っていた。
ある時、親の事は信じられずにいた私だけど彼氏ができた。同じクラスの八坂直也君という人だった。八坂君は頭も良く優しい感じの人で私も気になっていたけれど告白は向こうからでした。
私は猫を殺すのはやめなきゃと思いました。薬もやめなきゃと思いました。だけど禁断症状が出てとても苦しかった…。
次へ
TOP