-抹殺屋-
回想-10

「つかまえに行こかぁ。」

二人に追われてるとも知らず私達は逃げていた。その時だ…

「待ちなさい!!」

「言い忘れてたけど、こっから逃げるなんて考えはやめときぃ。逃げたら…殺すで?」

「脅すなんて卑怯だ!!逃げるぞ華都梨!!」

『あ…っ、駄目!!八坂君!!』

「何言ってるんだ!!」

「彼女、逃げたーないみたいやで?」

「華都梨!!」

『…ごめんね。八坂君。私逃げられない。』

「見損なったよ華都梨、僕は逃げる。バイバイ…。」

そう言うと八坂君は走りだした。その瞬間…

ズダーン!!!!


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