大好きだった友達。1
もう彼女の命日は済んだだろうか…。小学校1年の1月だった、彼女は一酸化炭素中毒で死んだ。保育所にかよってた頃七夕の星の飾りの作り方を教えてくれた。彼女は頭が良かった。何でもできる素晴らしい子だった。出棺の時、黒い服の人が泣いていたけれど意味もわからず私はお母さんを探した。お葬式の前の日、先生が彼女の死を告げた時の顔が今でも目に浮かぶ。ずっと一緒に居たかった。私達はもう中学卒業、あたりまえの卒業が私達にはあるけれど、彼女だって私たちと同じなの。いつまでも忘れないようにメアドに祈りを込めた。
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