小さな気持ち…3

どうしよう、みんなみてるし。
「あそこの喫茶店入ろう。」と女性を連れていった。
「どうしたの?」と聞いたが泣き続けてた。
下を向いたままの女性は誰かににている…誰だろう。思い出せない。
少しして「ありがとうございまた。」女性は口を開いた。
「大丈夫?」と聞くと泣いていた理由を話しだした。
「さっきひったくりにあって…、東京に来て2年になるけどいい事なくて。幼なじみを捜しに来たんです。」
と言いつらそうな顔をした。
「その人の名前は?もしかしたらわかるかも…」
「山本和也って言うんです。」
「あれ、俺と同じ名前だ」
「えっ!」

4へ
TOP