白虎伝☆毛皮
静まり返る湖畔の村を
月の光が優しく彩る
君の眠る湖畔の風車に
私は静かに駆け寄った
静寂が支配する夜の世界で
私の毛皮は闇に栄えた
君を起こさぬようにドアを開け
深く眠る君の元へ
きしむ床を気にしながら
幸せそうな寝顔を覗いた
美しき人よ
君はどんな夢を見ているのか
少し笑いながら心で想い
優しく額にkissをした
幸せに包まれた静かな部屋に
栄えた私の白い毛皮は
響きわたる銃声とともに
赤く染まった…
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