暗躍の蝙蝠

―5―
彼は今日一日の疲れを取るために一晩夜を明かせるところを捜した。
しかし彼はこの世界に来たのは初めて・・・。当然ここの世界に知り合いなどいるはずがない、ましてやここのお金すらない。
屋根が付いて、寒さがしのげる所を捜すため、しばらく歩いてい街を散歩した。
途中、たまたま通りかかった男性に聞くところ街の外れにもう何年も使ってない空き家があるらしい。男性は近づかない方が良いと言われたが、彼は寝れればよいと考えその空き家に行って見ることにした。

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