暗躍の蝙蝠
―12―
翌朝…。
「アル様!!朝ですよっ!!起きて下さい」
スペリスはベットの上で布団をかぶって寝ている彼を叩き起こした。
「俺は朝は苦手なんだよ…もうすこし寝かせろよ…」
さらにベットの中央へ体を埋めると途端に体に冷たい空気があたる…。
「う゛…寒…」
しかたがなく体をベットから起こすと目の前に上布団を持ったスペリスが立っていた。
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