Death
―82―
「……あぁ…。兄さんが俺の変わりに国を治めることに事になったからな…」
「アマト…どうなの?虎の様子は?」「ん?…あぁ…やっぱもう歩くことが出来ないそうだ…奇跡的に生きてる状態だ。こいつのせいでね…」
アマトは死神の顎を持ち顔を上げさせた。
「死神!!何とか言えよ!!………クッ」
彼はまるで鎖に繋がれた人形のようで、動くことが出来なかった。


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