Death
―83―
アマトは急に死神の右手首に絡み付く鎖を握りしめた。
「アマト…鍵がないと無理だやめておけ…」
「まぁ…見てろよミズキ」
アマトは全神経を握りしめた鎖に集中させる。するとアマトの左手から真っ赤に燃える炎が現れ鉄で出来た鎖を意図も簡単に溶かしていった。
死神の右手は鎖から開放され、重力に吸い寄せられるように床に落ちた。
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