Death
―80―
たしかに彼女は死神が殺人犯だということは知っていた、しかし彼を殺人犯として見ようとはしなかった。
初めて出会った彼が不安だった気持ちを何も言わず消しさってくれた…優しい人と彼女は認知したからこそ、彼を殺人犯という差別はしたくなかった。
二人は何するわけでも黙ったまま死神がいる牢屋にいた。
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