Death
―68―
死神が捕まり二週間。その間、国の最高裁判会なるものが開かれ、死神の処分について裁判された。
結果は無期懲役で死刑ではなかった。もちろんこの判定により国民は怒り騒ぎたて、またいつ彼が脱走しないかと、不安に脅えていた。

[フレイム国・王室]

「どういうことだ親父!!」
そこには国王に怒鳴り付けるアマトの姿があった。
「決まったことは変えられん・・・。それに死神について調べておかなければならないことが山ほどある」
「調べること?闇の力やウォルランドの関わりか?」


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