Death
―69―
アマトは椅子を引きづり持ってきて、机で仕事をしている国王の前にドカッと勢い良く座り込んだ。
アマトは納得がいかなかったが今更言ってもしかたがないと、会話を続けた。
「今のところの情報は・・・?」
「そうだな・・・」
グチャグチャになった書類の中から一枚の書類を彼に渡した。
「ウィル・・・?」
ウィル国の事を詳細に書いた書類。この国は一夜にして絶滅し、誰が絶滅に追い込んだのかもわかって無い国だった
「実を言うとウォルランドの旧名がウィルなんだが・・・」
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