紅き聖剣
―9―
僕はあたりを見回した。しかしミズキの姿は見えない・・・。
どこから彼は現れるか。
どこから攻撃が飛んでくるか。
時間だけが少しづつ流れていく。
僕の気持ちが少しづつ焦りが見えた時、真上からミズキが木の棒を降り下ろしながら落ちてきた。
僕はまさか彼が上から降りてくるとは思わなかった。
とっさに上から降り下げられる棒を避けた。
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