紅き聖剣
―8―
「やっと来たか。」
馬の手綱を木に縛り、側に落ちていた木の棒を拾った。
「さてっと・・・。約束通りやるか・・・。受け取れよ!!」
彼は手に持っていた木の棒を空高く投げ付けた。
僕はその木の棒をキャッチした瞬間彼の姿を見失った。
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