紅き聖剣

―7―
「また勉強せずに抜け出してきたのか?」

僕は突然のことに裏声で返事をする。

「またか・・・。しかたない今日はおおめにみてやるよ。でも少しは勉強しないとな。」

彼は笑いながら自分の服を着た。
僕もミズキの行動を見てすぐに水辺から出る。

「今日もいろいろ教えてよ得に剣技!!兄さんだけには負けたくないんだ・・・。」

両手を力強く握りしめ彼に頼み込む。

「あぁ・・・。まず服着ろよ外で待ってるぞ」

っと二匹の白馬を連れてその場から立ち去った。
僕は急いで服を着て彼の元に走って行った。

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