紅き聖剣
―4―
「なぁ・・・ウルフ・・・?なんで僕こんなに出来ないんだろう・・・。勉強出来ないし、剣術や格闘は下手だし魔力も無い・・・。」
僕は愛馬であるウルフの背中に乗り町の外に出る。
白馬は風を切り、草原を駆け抜ける。
青い空に緑の大地。僕はウルフと共にこの風景を掛け目ぐるのが好きだった。
いつかウルフと共に旅にでよう!家に縛られることはない放浪の旅へ・・・。
僕はウルフに乗っていつもの場所へ向かった。
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