天使の卵
―10―
すぐさまなった部屋にとんでいく…。
「尿器をあててほしい」
車椅子の患者、彼は夜間はベット上で排尿をしていた。
どんな訴えでも看護婦はすぐに訴えを聞き、行動をしなければならない…。
ようやく全てを終えて、看護婦の詰め所に向かうと微かに異臭に気が付く…
「……ま!まさか」
その異臭は独特の匂いでベテラン看護婦でもわからない人もいる例の異臭だった。
私はなぜだか知らぬ間に覚えていた…
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