―My lou〜尊い命―27

『君は生きるべき資格がある。』

「季夜が居ないのに生きるなんて・・・恋をするなんてできないよ!!」

『・・・俺はもう行かなきゃならない。』

「嫌!!行かないで!!私を独りにしないで!!」
『千歳。』

「ナ・・・ニ?」

『泣くな・・・。俺はお前の笑顔が好きだ。約束しろ、泣かないって。』
「やだやだやだ!!」

強い光が窓から入ってきた・・・

「まっまぶし・・・」

『千歳。』

「何してるの!?季夜生きてるじゃない!!」

『いや、そうではなさそうだぞ。見ろよ体。』

「足が透けてる・・・!!体も!!」

『あまり時間が無いらしい。』


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