―My lou〜尊い命―11

『帰って着てみなよ』
季夜は言った。

「・・・あ、ありがとぅ。」

季夜は微笑んだ。

街をただブラブラ歩くだけのデートでもこんなに楽しい。次ぎは何をしようかなんてどうでも良くて、一緒に外にいられる事が嬉しかった。

だが・・・そんな私たちに悲劇は襲った。

バタッッ!!

鳥がびっくりして飛び立つ。

「ちょっ、季夜!?ねぇ・・・季夜!!」

ピーポーピーポーピーポー・・・・・・・・・

「季夜ぁ・・・しっかりしてよぉ。」

病院に季夜は運び込まれた。

医師の診察が始まった。


季夜・・・ごめん、苦しいのに気付いてあげられなくて・・・


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