小さな気持ち…7
「いいよ、駅で待ってて。」と言うと「わかった、駅で待ってる。」と茜は言い電話を切った。
駅についたのは俺の方が早かった。
茜と食事ができると考えただけでニヤけてきた。
でも、心の中で罪悪感があった。
俺は妻がいる事を話してない。
妻にも悪い気がする。
茜に会いたいと思ったりするのは間違ってるのかな。
でも会いたい…。心の葛藤と罪悪感はいつまでも続いた。
「和くん?」目の前に茜がいた。
「どうしたの?」と聞かれ「何でもないよ。」と答え、昼を食べに店へと向かった。
二人が再会したあの店へ… 「いらっしゃいませ。」
8へ
TOP