小さな気持ち…16
電話をきり、茜が勢いよく外にでてきてた。
「だって来月って…。」茜の声が裏返ってた。つい笑ってしまった。
「何で笑うの?」と怒った茜の顔に笑顔があった。
「ありがとう、会いたかった。本当は明日にでも和くん所に行こうかと思ってた。」といい、抱きつきキスを交わした。
俺は「茜、東京で暮らそう。結婚しよう。もうはなればなれはイヤだ。」茜はほほ笑み「うん、ついていく。」と答えた。
次の日俺たちは、お互いの両親にあいさつに行き結婚の承諾を得て、二人で東京へと飛んだ。
「もう、離さないから。」と言うと「うん。」といい手を握った。
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