記憶
―25―
「お前には関係ない!何が目的でこの学校に来た!!」
――突然、固く握り締められた右手が森若を襲う。
…パシッ。
「こいつ…」
「片瀬ぇ。やめようよ、やばいよ……。」
彼の仲間が何かに脅えるように言った。
しかし殴りかかった手を止められた片瀬は、もう片方の手で森若を殴った。
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