喰らう者
―7―
しばらくして昼食の時間になった、ベランダへ出て直人と柵に寄りかかり食事をしていた時…。
「おい!ちょっと来いよ」
またうっとうしいのが来た…、俺は仕方なくついて行く……、階段のそばの人目につきづらい場所に来た。先程、声をかけてきた背の高い男+どうでもいいのが二名…。
「さっきキョウコと何してたんだよ!」
キョウコ?ああ…こいつは確かキョウコに片思いしてたっけか。
「別に…荷物運びを手伝ってただけだ…」
…と、言って素直に納得する奴等ではないと思っていた。
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