暗躍の蝙蝠
―31―
スペリスが立った瞬間その周囲に魔法陣が描かれ魔法陣が光輝き始めた。
「スペル!!なんで…」
突然、光の中からスペリスが現われたことにアデリーヌは驚きを隠せなかった。
「アル様の側で、ずっと君の行動を見ていたよ…。アル様のお陰で君に逢えて話も出来る。」
スペリスはアデリーヌと久しぶりの再開に会話をはずませた。
「…っで再会に喜んでいる場合ではないんだが…。さっさとここから離れないと君たちを捕らえようとする奴が現われるぞ…。もってあと3日ぐらいかな…」
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