Death
―67―
「・・・。」

死神は座ったまま何も言わず何かを考えていた。

「死神!!大丈夫!?」

「・・・?今までウォルランド兵と戦っていた気がしたが・・・。」

死神はどうやら龍や虎と戦ったことを覚えてないようだった。
風は死神にいろいろと話しかけると、彼の記憶がところどころ抜けていることに気付いた。
龍は最初は今まで戦っていた死神とまったく別人のようで戸惑っていたが、虎が彼の手によって瀕死状態になったのを許すことが出来なかた。

「・・・貴様はどちみち法によって裁かれる。」

龍は兵士をここに呼び出し死神を連行した。


赤龍編終了
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