Death
―53―
「国王!!!大変です」

兵士は息を切らしながら王の前にひざまついた。

「し・死神が現れました!!!。」

その一言であたりの雰囲気は急変した。

「な!なんだと!?まさかこんな大事な時に死神がくるとは・・・」

国王は椅子に座り込み頭を抱え込んだ。
その国王の姿を見たとたん龍は腰にさしていた剣を両手に持った。


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