Death
―50―
たどりついた時には彼女の呼吸は乱れ扉の前にしゃがみこんだ。
彼は重そうな鎧を着ているにも関わらず、全く息切れもしていなかった。大きな扉を叩き扉を両手で押すと両扉が大きな音を立てながら開く。
床は赤いじゅうたんがひかれており、部屋の中央に大きな円状の机があり天井は赤い龍、虎、烏が描かれていた。


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