Death
―5―
「何者だ!?」
死神は少し後退りをし、近づいてくる少女に向かって叫んだ。
「何者って言われても・・・うーん・・・。普通の女子中学生だよ!!大丈夫。何も邪魔しないから・・・。ところで変わった格好で何してたの?」
少女は彼の服装や行動に疑問を抱いた。
死神は彼女に殺意がないとみて大鎌を下げた。
少女はゆっくり彼の前に立ち名前を聞こうとした。
ーーーーが、突然死神が何の前触れもなく茂みの中に少女を投げ入れた。
少女は茂みの中で倒れ込み死神は彼女の口を手で覆った。
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